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KONAMI コナミフィギュアコレクション長門有希

2008-09-02 (火) 18:08

KONAMI コナミフィギュアコレクション長門有希

レビュー日	2007/08/05
メーカー	KONAMI
シリーズ名	コナミフィギュアコレクション
タイトル	長門有希
作品名	涼宮ハルヒの憂鬱
発売日	2007/07/26(公式)，2007/07/24(販売)
スケール	ノンスケール
サイズ	約170mm
原型師	宮川武
定価	5,250
公式HP	http://www.konami.jp/th/haruhi/figure/index.html
お気に入り度	★★☆☆☆

コナミフィギュアコレクションハルヒシリーズ第2弾，長門有希のレビューです。
第1弾のハルヒのレビューはこちら。

座って本を読む長門というのに惹かれ，まだ未彩色のサンプル写真しかなかったころに予約しました。

しかし，彩色済みサンプルの写真を見た瞬間，これはヤッちまったかという思いがよぎり(^^;，その後発売された第1弾のハルヒを買ってそれは確信に変わりました(^^;

そういう訳で，覚悟完了，どんなんでも来いや～という思いで買ったこのフィギュア，なんか予想以上にアレなんですが(^^;


パッケージ。側面は第1弾のハルヒと同じく，角川スニーカー文庫の「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズを模したものです。

ブリスター。ハルヒに比べると小物類は少なめです。





8方向。ちょっと視線が定まらないところはありますが，なかなかいい雰囲気なんでないでしょうか。もう少し浅めに椅子に掛けさせた方が長門らしかったかも。ちと失敗です。



手には読みかけの本，きちっと揃えられた脚など，第1弾のハルヒに比べると長門らしさは出ているのではないでしょうか。



相変わらず好みが分かれそうな表情です。全体的の造形はダルめ。無表情なのですが，角度によってこちらをじっと見ているようにも，本を読んでいるようにも，視線が本を素通りしてぼーっとしているようにも見えます。どちらかというと，無表情と言うよりは無気力(^^;


お約束の制服にカーディガンはいいのですが，塗装が荒いです。あちこちはみ出したり飛び散ったり剥げてたり。手もちょっと大きすぎる感じがします。

見事なフルフラットボディ(^^;
ここまでアップにすると，塗装の乱れのほかに，キズや変なヘコミがあるのもわかりますね。

手にしている書籍。字を印刷しろとはいいませんが，ちとあっさりすぎかも。
写真ではわかりづらいですが，左手は盛大に接着剤が全体にはみ出し，まるでケロイドのようになっています。



細くきれいなおみ足。スカートがまるで冬用のコートのような厚みで，断面処理にもやる気が感じられません。足は床に届かず浮いており，しかも左右で長さが違うのが気になります。

上履き。こちらもぞんざいな塗装です。

スカートは接着されていませんので，熱して柔らかくしてやればスポッとはずれます。
ただ，あまり外すことを前提とした作りではないこと，かなりきっちりとはまっているのでスカートの接着部分がはずれる危険があることから，あまりオススメは出来ません。



キャストオフ後を4方向から。なんかエロティックですな(^^; 後ろから見ると，カーディガンの裾からチラッと見える生尻がエロいです(^^; まあ，長門ならこの格好でも平然と読書してそうですが・・・。


下半身アップ。きっちりはまっていたため，スカートの色が盛大に移っちゃってますね。

さらにアップ(^^;
あまり色気のあるぱんつではありませんが，後ろは柔らかそうなおしりがけっこうエロいです(^^;

本体には期待していませんでしたが，こちらは結構期待していた(^^;小物類です。
パイプ椅子に丸テーブル，手に持った書籍に，テーブルの上の書物。
ベースはハルヒと同じく板張りの床を模していますが，ハルヒがほぼ正方形なのに対し，こちらは丸です。


パイプ椅子はなんかパイプが細すぎという感じがします。床から座面までも高すぎですね。テーブルは実際にこんなのがあったら速攻倒れそうですが，ベースのダボで固定されますので大丈夫。

テーブル上の書物。造形といい塗装といい，やる気なしです(^^;

ハルヒとのツーショット。うーん，こうして並べてみてもやっぱり微妙(^^;
ハルヒのテーブルと椅子は小さすぎ，長門のパイプ椅子は高すぎと，なんかチグハグな感じがします。

というわけで，ねんどろいどハルヒと長門に登場してもらいました(^^;
こっちのほうが違和感ないと思うのは俺だけでしょうか(^^;

さすがにパイプ椅子は高すぎるので，ねんどろ付属のものにしてみました。
うーん，カワイイ・・・。このためだけにでも買った甲斐はありました(^^;

ねんどろ長門との比較。顔立ちはともかく，どちらも雰囲気は出ているのではないでしょうか。

顔立ちはあいかわらず原型師の個性が強く出ており，好みが分かれそうです。ですが，まったくの別人だったハルヒに比べると，ポーズや体型が長門から逸脱していない分，雰囲気は出ているのではないでしょうか。

問題はやる気の感じられない造形や塗装です。個体差もあるでしょうが，ダルい造形に傷やへこみ，接着剤のはみ出しや塗装の飛び散りゴミの塗り込み・・・。トレフィグならまだしも，このサイズでこの荒さはないでしょう。

顔立ちや小物類に魅力を感じたとしても，ちょっとおすすめ出来かねる出来です。安く売っていたら，ねんどろいどのジオラマ用に買ってもいいとは思いますが(^^;

8月9日にはシリーズ最後のみくるが発売されます。予約済みなので買わざるを得ませんが，毒喰わば皿まで，皿を喰ってしまったら次はテーブルをかじり倒すという心境です(^^;
せめて小物類はまともであって欲しいと切に願います。(^^;