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ホビージャパンイズルハ黄金の歌姫Ver. (幻奏戦記ルリルラ)

2008-09-02 (火) 18:07

ホビージャパンイズルハ黄金の歌姫Ver.
(幻奏戦記ルリルラ)

レビュー日	2007/10/21
メーカー	ホビージャパン
製作	メガハウス
タイトル	イズルハ黄金の歌姫Ver.
作品名	幻奏戦記ルリルラ
発売日	2007/10/20
スケール	1/8
サイズ	約200mm
原型師	キバヤシノリオ (アイアップ)
定価	6,800
公式HP	http://www.rulilura.net/comics/ http://hobby-channel.net/content/view/2681/104/ (とれたて！ほびーちゃんねる)
お気に入り度	★★★☆☆

HobbyJAPAN誌上通販限定，イズルハ黄金の歌姫Ver.のレビューです。

HobbyJAPAN誌上で連載されていた『幻奏戦記ルリルラ』のヒロイン，イズルハの立体化です。
製作はキャストオフギミック搭載のクイーンズブレイドシリーズでおなじみのメガハウス。

美しい金色の衣装とキャストオフ，いっさい分割線のない一体成形のボディがウリとのことでしたが，出来映えはどうだったでしょうか。


パッケージ。約18cm(W)×25cm(H)×16cm(D)。通販限定なのがもったいないくらいのしっかりしたパッケージです。





8方向。流れるような優美なポーズに，豪奢な金色の衣装がよく似合っています。



片足立ちのポーズや流れる髪の毛が動きを感じさせますな。なんせ衣装の下はすっぽんぽんなんで，角度によってはかなりヤバげに見えます(^^;

鼻筋の通った，非常に整った顔立ち。
柔らかく微笑んだ表情には，全てを包み込む慈愛が感じられます。
あっさり目ながら塗装もおおむねきれいですが，若干の乱れもあります。

ボリュームのある豪華なローブ。クリア素材にパール塗装が美しいですな。
意外に厚みがあり，重量もそこそこあります。
クリア素材で塗装がボディに移る可能性も少ないですが，ボディとの合いはイマイチ。
ちょっと油断すると右腕の方にずり落ちちゃいます(^^;


髪の毛のモールドはシャープですが，塗装は単色のあっさりしたもので，ちょっと物足りない。

ベースはクリアのシンプルなもの。無色のクリア素材というのも珍しいかも。

素足のつま先にはきっちり爪のモールド＆塗装がされています。
片足立ちですが，左足に入ったピアノ線でベースに固定されるので，足首からぐんにゃりということはなさそう。





ローブを外して8方向。一気に涼しげになりました(^^; もともとの体つきもボリュームがあるので，ちょっと太めに見えちゃいますね。


なかなか扇情的な衣装ですな(^^; ローブと同じくクリア素材にパール塗装なので，塗装移りの可能性も少ないです。

なかなかのボリュームですな(^^;
クリア素材の衣装からうっすらと透けて見える輪郭がエロいです(^^;

1/8スケールながら，手の先まできっちり作り込んであります。



ちょっと太めのおみ足(^^; 重心の移動による筋肉の張りまで感じられそうな見事な造形です。

なんせあちこち隙間のある衣装なので，いろいろヤバい部分が見えまくりです(^^;

服はこの1点を外せば，簡単に脱がせられます。
この辺はさすがキャストオフフィギュアを数多く手がけたメガハウスですな。





キャストオフ8方向。いやもう見事なまでにすっぽんぽんです(^^; 文字通り一糸まとわぬ姿なのに，身体にいっさい分割線がないという，すばらしい技術の無駄遣いを見せつけてくれます(^^;



身体のバランスは実に見事。どっちかというとすっぽんぽんが基本で，服を着せるとちょっともっさりという感じでしょうか。

体つきはけっこう筋肉質。各部に細かくシャドウが吹かれ，非常にリアルな表現になっています。
それだけにあっさりした髪の毛との相違が目立ちます。

そのリアルな表現が，さらに極まったバスト(^^; 特に乳首の力の入れようは異常です(^^;
メガハウスはこの部分の表現に命かけているんでは(^^;
鎖骨がまた艶めかしいですな。


邪魔者がいっさいなくなり，見やすくなったおへそ＆おしり＆おみ足(^^; 引き締まった腹筋やおしりがいい感じです。

ローアングル。ヤバいです，いろいろと(^^;
Vゾーンやおしりと太ももとの境に出来るシワや，微妙に形を変えたおしりがやたらリアルです。

原型師が同じエリナとのツーショット。
やはり体つきの表現なんかは似ていますな。

さすがはメガハウス製作といったところでしょうか。造形，塗装共に高レベルです。

美しい光沢を見せる豪奢な衣装やローブ，細部までリアルに作り込まれたバランスの良い造形，いずれも見事です。
ただ，髪の毛の塗装だけはかなり残念。

キャストオフ後は一糸まとわぬ姿にもかかわらず，興ざめするような分割線がないというのもすばらしい。一部造形のリアルさは，もはや匠の領域です(^^;

誌上通販限定なのがもったいないくらいの出来映えでした。今後も「メガハウス製作の」HobbyJAPAN誌上通販は要チェックです(^^;