- 2011-02-22 (火) 00:02
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クリップオンストロボ,ポップアップストロボ用のディフューザ類,13種を撮り比べてみました。
イベント時の撮影に使用しているクリップオンストロボ用のディフューザ,少しでもきれいに撮影したいとあれこれ購入していたら,気がつけばずいぶんな数になっていました。
数えてみたら,クリップオンストロボ用だけで10種類にもなっていました(^^;
せっかくこれだけの数が揃ったので,どのディフューザが効果が高く,使いやすいかを比較してみました。
ついでにあんまり使っていないポップアップストロボ用のディフューザと,クリップオンストロボに付けて使うリングストロボも。
テスト環境。
カメラ:Nikon D700
レンズ:Nikon Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D
ストロボ:Nikon スピードライト SB-800
わたしが最近のイベント撮影で使っているセッティングとほぼ同様です。
フィギュアは立ちポーズが圧倒的に多く,基本的に縦位置での撮影となるので,三脚座にL型のブラケットを付け,その上にストロボを固定しています。
本体とストロボは TTL 調光コード SC-28 で接続。
カメラのモードは絞り優先オート。測光方法はスポット。
ストロボのモードはi-TTLで,発光量や照射角もオートで全部おまかせ。
テストなので調光補正はかけていません。
ホワイトバランスはフラッシュ固定。
ISO感度はD700のデフォルトである200ではなく,減感して100を基本に。さらにレンズにはPLフィルタを装着しています。
なぜかは後述。
被写体はおなじみ,ウチのリファレンスフィギュアの MAXエトナ さん。
影がわかりやすいよう,バックはホワイトのロール紙,バックと被写体の距離は約20cmと狭めに。
発光面から被写体までは,ストロボ直射時で約1m。レンズの焦点距離は105mm固定。
さらに環境光の影響を調べるため,上から65cmRIFA(昼白色蛍光灯)+自作グリッドで照らしています。
グリッドを付けているので,イベントでの撮影環境よりは環境光は弱めです。
(A) クリップオンストロボ直射
まずは基準となる,ディフューザなしでのストロボ直射です。
F16だと背後に影がくっきり。
標準のISO200だと,F16でも環境光の影響があり,特に下の方は黄色いですね。
絞りを空けるごとにストロボの光が弱くなり,環境光の影響は強くなっていきます。
F5.6だと影は薄くなりますが,ホワイトバランスを取るのが大変に。
ISOを1段下げて減感状態に。D700だとこれ以上は下げられません。
これでもF8あたりですでに黄色いです。F5.6まで開くとなおさら。
ISO100に加え,PLフィルタでさらに段数を落とします。
環境光の影響はほぼ消え,ストロボ光の色が支配的になります。
F5.6だと下の方に色が付きますが,このくらいなら許容範囲でしょう。
ということで,光源がさまざまで,なるべく環境光の影響を減らしたいイベント撮影では,ISOを落としてさらにPLフィルタやNDフィルタを付けて撮影しています。
基本的にNDではなくPLにしているのは,PLだとショーケース越しの撮影で映り込みの除去にも使えるからです。
ただし,ファインダもその分暗くなりますので,特にあまり明るくないレンズだとピント合わせに苦労したりしますが。
以降のテストはPLフィルタは付けっぱなしで撮影しています。
ただし,PLフィルタの角度はすべて同一です。
影を見やすくするため,ストロボを取り付けている三脚座を左に45度ほど振って,左斜め上から光を当ててみました。
やはり直射だと影が強く,フィギュア自体の質感もイマイチ。
ストロボが光軸の真上にあるときが一番影が目立たないのは確かですが,イベント撮影時はアングル調整をしたり,顔への影を落とさない角度から狙ったり,映り込みを避けたりするため,必ずしもストロボを真上から照らせるとは限りません。
そうしたときもなるべく影が目立たないようディフューズできる方がありがたいです。
(B) LumiQuest LQ-103 ウルトラソフト (旧)
定価5,040円。重量約74g。
わたしの主力ディフューザ。
イベント時は,前回の WF2011冬 以外はほぼ全てこれで撮影しています。
わたしが持っているのは旧型で,現在発売されているものはベルクロが改良されています。
ディフューザ自体はわりあいコンパクトで,畳めば持ち運びにもこまりませんが,ストロボをI字型に直立させ,さらにその上にセットするので,発光面はかなり上になります。
展示されているショーケースによっては,被写体にまるっきり光が当たらないことも(^^;
ストロボに付けたままの持ち歩きも結構不安定ですが,ストロボをL字型にすればだいぶマシになります。
ストロボとの固定は LQ-117 シンクストラップ をストロボヘッドに巻き付け,ベルクロで固定します。
シンクストラップが無くても,付属のベルクロテープをストロボヘッドに貼り付ければ装着できますが,かなり強力なテープなので剥がすのは一苦労です。
ストロボ光を45度の白色板でバウンスさせた後,さらに乳白色のディフューザで拡散されるので,光はかなり柔らか。
反面光量ロスが多いので,ちょっと絞り込むとストロボがフル発光に近い状態になり,バッテリの保ちは悪いほうです。
F16。ISO100だとフル発光でもちょっと暗いですね。
発光面が上の方のため,特に脚の間などはやや影が目立ちますが,光自体はかなり柔らかくなっています。
フィギュアの質感もテカりすぎずいい感じです。
F8。ISO400まで上げるとやや環境光の影響が気になります。
左から当てるとやや影が目立ちますが,まあ許容範囲かな。
(C) LumiQuest LQ-104 ビッグバウンス
定価7,140円。重量約158g。
(B)ウルトラソフトのでっかい版。
今回テストしたディフューザの中でも最大級のでかさを誇ります(^^;
ただでさえでっかいディフューザが直立したストロボの上にセットされるので,取り回しは最悪です(^^;
混み合うイベント会場で,これを持って歩きたくはないなぁ(^^;
ストロボとの固定はウルトラソフト同様シンクストラップ。
重量もそこそこあってベルクロだけでの固定では不安なので,実際使用するときはベルクロの上からバンドなどでさらに締め付けるといいかも。
ウルトラソフトと同じく,バウンス+ディフューザで光の質は柔らか。
発光面が大きいので,ある程度大きな被写体でもなんとかなりそう。
F16。(B)ウルトラソフトよりもさらに一段ソフトな光。
ウルトラソフト同様,F16だとフル発光でも足りないか。
F8。ぱっと見でも影がほとんど目立ちませんね。
フィギュアの質感も良好ですが,光が回りすぎでちょっと平板ですかね。
ISO400だとやはり環境光の影響が気になります。
左から光を当てても影は目立ちません。
ディフューズ具合としては今回試した中では最高です。
(D) LumiQuest LQ-119 ソフトボックスIII
定価7,770円。重量約146g。
(B),(C)と同じくルミクエスト製。素材も同じようなビニル素材です。
スタジオなどで使うライトバンクの小型版といったところ。
(B)や(C)よりも高さが抑えられるので,より被写体の正面から光を当てることができます。
内部も白色でほぼ密閉されており,ストロボの発光方向にそのままディフューザ面があるため,光の効率も良いです。
やや重めで,装着したまま持ち運ぶとふらふらするのが気になるところ。
こちらはISO100でもフル発光までいかずにすみます。
ディフューズ効果自体もなかなか優秀で,さらに発光面がレンズ光軸に近いため,背後の影はより目立たなくなっています。
フィギュアの質感表現も良好。
やや青みがかりますが,ディフューザを通しても色温度の変化が少ないのもポイント高いです。
左に振って。このくらいソフトなら影も目立ちません。
(E) サンパック ディフューザーキット DFU-01 (L)
定価大小セットで4,200円。重量約53g。
発光面の大きさは(D)のソフトボックスよりやや小さい程度。
軽いので,付けっぱなしで歩き回っても苦にはならないでしょう。
反面,素材がペラいので,耐久性が心配です。
ディフューズ具合は(D)のソフトボックスとほぼ同等。
値段と重量の違いを考えると,かなり健闘しています。
ただ,こちらは色かぶりがかなり強め。
これがなければいいディフューザだと思うのですが・・・。
左から当てた場合も(D)と似たような傾向。
後ろの影を気にせずにすむ撮影環境なら質感などはかなり良好です。
(F) サンパック ディフューザーキット DFU-01 (S)
定価大小セットで4,200円。重量約35g。
(E)の小さい版。(E)よりもさらに軽く小さく,付けっぱなしでも取り回しに不安はありません。
ディフューズ効果は(D),(E)よりはやや劣ります。
発光面の小ささが不安でしたが,このくらいの被写体の大きさで,被写体と距離がとれるなら問題なさそう。
(E)同様,色かぶりは結構激しいです。
左から当てると,さすがにちょっと影が煩わしく感じます。
(G) Etsumi ランベンシー フラッシュディフューザー P1N (Nikon SB-600/800用) E-6225
定価7,140円。重量約180g。
ドーム状にへこんだ蓋で,360度に光を回すユニークなシステム。
蓋は乳白なので,一部透過した光は天井でバウンスされます。
天井が白い室内で撮影する場合はなかなか綺麗に撮れますが,天井の高いイベント会場では天バンは期待できません。
今回のテストでは,上方向へ抜ける光は黒ケントで斜めに遮って,天バンの効果はなくなるようにしています。
F16。光の効率が悪すぎ,F16ではフル発光でも足りません(^^;
ISO400まであげて,ようやく光量が足りるといった感じ。
ならばとストロボの照射角をマニュアルで28mmにセット。
あんまり変わりません(^^;
今度はストロボのワイドパネルをセットし,さらにキャッチライト反射板も引き出して撮影。
ワイドパネルセット時は,照射角は14mmまたは17mm固定。今回は14mmにセット。
ちょっとはマシですが・・・(^^;
F8。さすがに2段絞りを開ければ,光量自体はまあなんとか足ります。
ディフューズ効果自体はなかなかよさげで,フィギュアの質感表現もかなり良好。
左から照射。ちょっと影が気になりますね。
ならばとストロボをI字型ではなく,L字型にして撮影。
つまり,蓋のドームを通して光が被写体に当たります。
・・・光量自体は十分ですが,めっさ色かぶりしました(^^;
ディフューズ効果もかなり少なくなっています。
L字型で左から照射。
やはり色かぶりと影が気になります。
(H) デジカメ用品店 ランベンシー フラッシュディフューザー スモーク (Nikon SB-600/800用) [楽天]
定価1,980円。重量約157g。
(G)の中国製パチモンと思われます(^^;
周りがクリアな(G)と違い,こちらは周りが乳白色。
蓋のドームもこちらのほうが濃い乳白です。
前回の WF2011冬 ではこちらを使って撮影しました。
結構重量があり,付けたままの持ち運びは結構気を遣います。
ヘタすると,歩いている最中に外れて転がっていくことも(^^;
なにより,今までのディフューザと違い,畳んでコンパクトにするということができないので,カメラバッグの中でめっさ場所を取ります(^^;
F16。(G)同様,光量が全く足りていません(^^;
イベントでこのディフューザを使って撮影したときは,ほぼ全シャッターフル発光といった感じで,24本持って行ったエネループを全部使い切りました(^^;
ワイドパネル+キャッチライト反射板。
(G)よりも蓋の透明度が低めなため,その分若干光量が稼げているような。
F8。ディフューズ効果は(G)よりもやや強め。
左から。(G)よりも柔らかですが,(G)よりも色かぶりがします(^^;
ストロボをL字にして。
色かぶりが(G)よりも少なく,これならまあ使えるかな。
こんな使い方するくらいなら他のディフューザ使った方が良さそうですが(^^;
L字+左から。
やはりディフューズ効果自体がもの足りません。
(I) Etsumi ストロボディフューザー G8 Nikon SB-800専用 E-6190
定価1,890円。重量約14g。
定番のディフューザですね。Nikonのストロボには同様のものが付属していることもあり,イベント会場でも装備している人をよく見かけます。
今回使っているのは,Nikon純正品が見当たらないため,新規に購入したEtsumiブランドのものです(^^;
F16。SB-800はこのディフューザを装着すると自動的に照射角が14mmに固定されます。
ですが,やはり光の大部分が上に抜けてしまうため効率が悪く,F16だと光量不足。
F8なら光量は足りますが,そもそもディフューズ効果自体が低いですね。
左から。後ろの影がかなり煩わしいです。
ストロボ本体をL字型にして照射。
光量はISO100でも十分ですが,やはりディフューズ効果は望めません。
L字型+左から。
まあ,無いよりマシといった程度ですね(^^;
(J) デジカメ用品店 クロスフラッシュディフューザー [楽天]
定価980円。重量約17g。
コンパクト&格安のディフューザ。
ストロボヘッドにかぶせて使いますが,内部の1面が銀面のため,基本はこのようにストロボをI型にして使うようです。
(G)や(I)同様,天井のバウンスを期待するタイプですね。
F16。上面は白のクロスで光が抜けるので,やっぱり光量が足りません。
ワイドパネル+キャッチライト反射板で若干改善されます。
F8ならばPLフィルタありでも普通に使えます。
意外とディフューズ効果も悪くないです。
左から。ディフューズ効果はまだ不満が残りますが,室内で撮影する場合なら天バンが期待できますし,コンパクトなのでカメラバッグの隅っこに入れておいても良さそう。
(K) Kenko 影とりJUMBO SDF-340
定価4,800円。重量約43g。
こちらも知名度のあるディフューザ。ポップアップストロボ用の一回り小さいタイプのもの含め,イベント会場でも見かけます。
円形レフ板のように3重に畳んでケースに入れられるので,持ち運ぶにもコンパクト。
今回使っているレンズ,Zoom Micro 70-180mmはかなり全長の長いレンズで,ストロボの発光面とディフューズ面の距離がきっちり取れており,ディフューズ効果はなかなかです。
逆を言うと,全長が短いレンズを装着していると,発光面とディフューズ面との距離がとれずに効果が限定されるということでもあります。
左から。お手軽ディフューザとしてはまずまずの効果では無いでしょうか。
(L) デジカメ用品店 O-FLASH F175 (クリップオンストロボ用 リングライトアダプター) [楽天]
定価4,980円。重量約457g。
クリップオンストロボに装備してリングストロボにするという,無理矢理なアイテム(^^;
重量がかなりあり,これだけで軽いレンズくらいあります。
当然ストロボ装着時も不安定で,ストロボヘッドが壊れるんじゃないかと思うくらい(^^;
これを付けてイベント会場を歩き回るのはちょっとイヤです(^^;
クリップオンストロボの光を反射で導いて,リング状の発光面から照射する関係上,効率はかなり悪く,フル発光でもF16では追いつきません。
F8ならば光量は足りますが,このくらいのサイズの被写体だと,上下左右まんべんなくという,いやな影の付き方をします(^^;
フィギュア自体は立体感のある,なかなかおもしろい写り方をするので,イベント以外なら使ってみてもおもしろいかも。
左から。構造上右に回そうが左に回そうが写りは変わらないと思ったのですが,照射面の光の回りが均一でないのか,微妙に差異が出ます。
(M) ポップアップストロボ 直射
ここからはカメラ本体のポップアップストロボ用ディフューザ。
まずはリファレンスとなるストロボ直射。
すんごいくっきりした影が出ます(^^; フィギュア自体もかなり平板に撮れちゃっています。
光量自体もF16だと足りてませんね。
F8。クリップオンストロボと違い,光量の調整が荒いのか,飛び気味になっていますね。
なんにせよ,これではちょっと使えません。
(N) デジカメ用品店 折りたたみ式ポップアップ フラッシュディフューザー (ユニバーサル) [楽天]
定価980円。重量約14g。
とにかく軽くコンパクトなのはいいのですが,ご覧の通り,装着するとディフューズ面がストロボ発光面にくっつくような形に。
F16。当然これではディフューズ効果は望むべくもなく。
色かぶりもするので,ないほうがマシなような(^^;
F8。ISO200では激しく白飛びしちゃってますね。
(O) デジカメ用品店 ポップアップフラッシュディフューザースピリット (ホワイト・オレンジ・ブルー 3色) [楽天]
定価1,281円。重量約19g。
格安ディフューザその2。
今回使った白の他,オレンジとブルーの3色セット。
このディフューザもイベント会場でたまに見かけます。
F16だと完全に光量不足です。
F8ならなんとか。色かぶりはありますが,素で炊くよりはだいぶマシにディフューズされます。
(P) 参考 ユポでディフューズ
参考として,持ち運びを考えずに自宅で撮影するさいのディフューズをしてみました。
ユポという,ディフューズ用の乳白色の合成紙をストロボの前に垂らしただけです。
十分な面積と発光面からの距離があれば,ユポ一枚でこれだけ綺麗にディフューズができます。
左から照射しても,影はほとんど目立たないくらいです。
これをイベント会場でできたらいいんですけどね(^^;
イベント時のストロボ撮影は考えることが多くて大変です。
多種多様な環境光の影響は極力廃し,ストロボ光を優勢に,でも白飛びしない程度で,しかしあまりに効率が悪いとフル発光でも不足し,十分に光を回し,後ろに変な影が出ないように柔らかく,でもフィギュア自体は芯のある写りで,ぶれピンぼけは論外で。
・・・考え始めるときりがないです(^^;
もう10回以上もイベント撮影をしていますが,満足のいく写真が撮れたことなど数えるほどしかありません(^^;
あるブースでは綺麗に撮れたセッティングでも,他のブースに行ったら環境光ショーケースバックグラウンドの違いでぼろぼろになったり(^^;
でも,難しいからこそおもしろくもあるんですけどね。
さて,今回の結果を鑑み,わたしが実際にイベントで使うとしたら・・・。
効果を重視して(B) LumiQuest LQ-103 ウルトラソフトか,取り回しを重視して(D) LumiQuest LQ-119 ソフトボックスIIIですかね。
どうせRAWで取るんだし,WBはマニュアルで合わせるというのであれば,さらに取り回しの楽な(E) サンパック ディフューザーキット (L)というのもあり。
(K) Kenko 影とりJUMBOはレンズが長ければコンパクトなわりに効果は高いです。
(C) LumiQuest LQ-104 ビッグバウンスはディフューズ効果は文句なしですが,なんせデカすぎる(^^;
(G)(H)のランベンシー フラッシュディフューザーは天バンが期待できないイベント会場では,仕上がりが予想しづらくて使いづらい(^^;
(I) Etsumi ストロボディフューザーや(J) クロスフラッシュディフューザーなども同様。
(L) O-FLASHはとにかく重さが(^^; 背後の影を気にしなくていいのであれば,我慢して使う価値はあるかも。
ポップアップストロボ用なら,発光面とディフューズ面の距離が十分取れるなら影取り,レンズが短くて距離がとれないなら(O) ポップアップフラッシュディフューザースピリットですかね。
以上,ストロボ用ディフューザの撮り比べでした。
イベント時の撮影に使用しているクリップオンストロボ用のディフューザ,少しでもきれいに撮影したいとあれこれ購入していたら,気がつけばずいぶんな数になっていました。
数えてみたら,クリップオンストロボ用だけで10種類にもなっていました(^^;
せっかくこれだけの数が揃ったので,どのディフューザが効果が高く,使いやすいかを比較してみました。
ついでにあんまり使っていないポップアップストロボ用のディフューザと,クリップオンストロボに付けて使うリングストロボも。
カメラ:Nikon D700
レンズ:Nikon Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-F5.6D
ストロボ:Nikon スピードライト SB-800
わたしが最近のイベント撮影で使っているセッティングとほぼ同様です。
フィギュアは立ちポーズが圧倒的に多く,基本的に縦位置での撮影となるので,三脚座にL型のブラケットを付け,その上にストロボを固定しています。
本体とストロボは TTL 調光コード SC-28 で接続。
カメラのモードは絞り優先オート。測光方法はスポット。
ストロボのモードはi-TTLで,発光量や照射角もオートで全部おまかせ。
テストなので調光補正はかけていません。
ホワイトバランスはフラッシュ固定。
ISO感度はD700のデフォルトである200ではなく,減感して100を基本に。さらにレンズにはPLフィルタを装着しています。
なぜかは後述。
被写体はおなじみ,ウチのリファレンスフィギュアの MAXエトナ さん。
影がわかりやすいよう,バックはホワイトのロール紙,バックと被写体の距離は約20cmと狭めに。
発光面から被写体までは,ストロボ直射時で約1m。レンズの焦点距離は105mm固定。
さらに環境光の影響を調べるため,上から65cmRIFA(昼白色蛍光灯)+自作グリッドで照らしています。
グリッドを付けているので,イベントでの撮影環境よりは環境光は弱めです。
(A) クリップオンストロボ直射
ISO200 F16 PLなし | ISO200 F11 PLなし | ISO200 F8 PLなし |
ISO200 F5.6 PLなし |
標準のISO200だと,F16でも環境光の影響があり,特に下の方は黄色いですね。
絞りを空けるごとにストロボの光が弱くなり,環境光の影響は強くなっていきます。
F5.6だと影は薄くなりますが,ホワイトバランスを取るのが大変に。
ISO100 F16 PLなし | ISO100 F11 PLなし | ISO100 F8 PLなし |
ISO100 F5.6 PLなし |
これでもF8あたりですでに黄色いです。F5.6まで開くとなおさら。
ISO100 F16 PLあり | ISO100 F11 PLあり | ISO100 F8 PLあり |
ISO100 F5.6 PLあり |
環境光の影響はほぼ消え,ストロボ光の色が支配的になります。
F5.6だと下の方に色が付きますが,このくらいなら許容範囲でしょう。
ということで,光源がさまざまで,なるべく環境光の影響を減らしたいイベント撮影では,ISOを落としてさらにPLフィルタやNDフィルタを付けて撮影しています。
基本的にNDではなくPLにしているのは,PLだとショーケース越しの撮影で映り込みの除去にも使えるからです。
ただし,ファインダもその分暗くなりますので,特にあまり明るくないレンズだとピント合わせに苦労したりしますが。
以降のテストはPLフィルタは付けっぱなしで撮影しています。
ただし,PLフィルタの角度はすべて同一です。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
やはり直射だと影が強く,フィギュア自体の質感もイマイチ。
ストロボが光軸の真上にあるときが一番影が目立たないのは確かですが,イベント撮影時はアングル調整をしたり,顔への影を落とさない角度から狙ったり,映り込みを避けたりするため,必ずしもストロボを真上から照らせるとは限りません。
そうしたときもなるべく影が目立たないようディフューズできる方がありがたいです。
(B) LumiQuest LQ-103 ウルトラソフト (旧)
わたしの主力ディフューザ。
イベント時は,前回の WF2011冬 以外はほぼ全てこれで撮影しています。
わたしが持っているのは旧型で,現在発売されているものはベルクロが改良されています。
ディフューザ自体はわりあいコンパクトで,畳めば持ち運びにもこまりませんが,ストロボをI字型に直立させ,さらにその上にセットするので,発光面はかなり上になります。
展示されているショーケースによっては,被写体にまるっきり光が当たらないことも(^^;
ストロボに付けたままの持ち歩きも結構不安定ですが,ストロボをL字型にすればだいぶマシになります。
ストロボとの固定は LQ-117 シンクストラップ をストロボヘッドに巻き付け,ベルクロで固定します。
シンクストラップが無くても,付属のベルクロテープをストロボヘッドに貼り付ければ装着できますが,かなり強力なテープなので剥がすのは一苦労です。
ストロボ光を45度の白色板でバウンスさせた後,さらに乳白色のディフューザで拡散されるので,光はかなり柔らか。
反面光量ロスが多いので,ちょっと絞り込むとストロボがフル発光に近い状態になり,バッテリの保ちは悪いほうです。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
発光面が上の方のため,特に脚の間などはやや影が目立ちますが,光自体はかなり柔らかくなっています。
フィギュアの質感もテカりすぎずいい感じです。
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
ISO100 F16 左から | ISO200 F16 左から | ISO400 F16 左から |
ISO100 F8 左から | ISO200 F8 左から | ISO400 F8 左から |
(C) LumiQuest LQ-104 ビッグバウンス
(B)ウルトラソフトのでっかい版。
今回テストしたディフューザの中でも最大級のでかさを誇ります(^^;
ただでさえでっかいディフューザが直立したストロボの上にセットされるので,取り回しは最悪です(^^;
混み合うイベント会場で,これを持って歩きたくはないなぁ(^^;
ストロボとの固定はウルトラソフト同様シンクストラップ。
重量もそこそこあってベルクロだけでの固定では不安なので,実際使用するときはベルクロの上からバンドなどでさらに締め付けるといいかも。
ウルトラソフトと同じく,バウンス+ディフューザで光の質は柔らか。
発光面が大きいので,ある程度大きな被写体でもなんとかなりそう。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ウルトラソフト同様,F16だとフル発光でも足りないか。
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
フィギュアの質感も良好ですが,光が回りすぎでちょっと平板ですかね。
ISO400だとやはり環境光の影響が気になります。
ISO100 F16 左から | ISO200 F16 左から | ISO400 F16 左から |
ISO100 F8 左から | ISO200 F8 左から | ISO400 F8 左から |
ディフューズ具合としては今回試した中では最高です。
(D) LumiQuest LQ-119 ソフトボックスIII
(B),(C)と同じくルミクエスト製。素材も同じようなビニル素材です。
スタジオなどで使うライトバンクの小型版といったところ。
(B)や(C)よりも高さが抑えられるので,より被写体の正面から光を当てることができます。
内部も白色でほぼ密閉されており,ストロボの発光方向にそのままディフューザ面があるため,光の効率も良いです。
やや重めで,装着したまま持ち運ぶとふらふらするのが気になるところ。
ISO100 F16 | ISO100 F8 |
ディフューズ効果自体もなかなか優秀で,さらに発光面がレンズ光軸に近いため,背後の影はより目立たなくなっています。
フィギュアの質感表現も良好。
やや青みがかりますが,ディフューザを通しても色温度の変化が少ないのもポイント高いです。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
(E) サンパック ディフューザーキット DFU-01 (L)
発光面の大きさは(D)のソフトボックスよりやや小さい程度。
軽いので,付けっぱなしで歩き回っても苦にはならないでしょう。
反面,素材がペラいので,耐久性が心配です。
ISO100 F16 | ISO100 F8 |
値段と重量の違いを考えると,かなり健闘しています。
ただ,こちらは色かぶりがかなり強め。
これがなければいいディフューザだと思うのですが・・・。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
後ろの影を気にせずにすむ撮影環境なら質感などはかなり良好です。
(F) サンパック ディフューザーキット DFU-01 (S)
(E)の小さい版。(E)よりもさらに軽く小さく,付けっぱなしでも取り回しに不安はありません。
ISO100 F16 | ISO100 F8 |
発光面の小ささが不安でしたが,このくらいの被写体の大きさで,被写体と距離がとれるなら問題なさそう。
(E)同様,色かぶりは結構激しいです。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
(G) Etsumi ランベンシー フラッシュディフューザー P1N (Nikon SB-600/800用) E-6225
ドーム状にへこんだ蓋で,360度に光を回すユニークなシステム。
蓋は乳白なので,一部透過した光は天井でバウンスされます。
天井が白い室内で撮影する場合はなかなか綺麗に撮れますが,天井の高いイベント会場では天バンは期待できません。
今回のテストでは,上方向へ抜ける光は黒ケントで斜めに遮って,天バンの効果はなくなるようにしています。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ISO400まであげて,ようやく光量が足りるといった感じ。
ISO100 F16 ズーミング | ISO200 F16 ズーミング | ISO400 F16 ズーミング |
あんまり変わりません(^^;
ISO100 F16 ワイドパネル | ISO200 F16 ワイドパネル | ISO400 F16 ワイドパネル |
ワイドパネルセット時は,照射角は14mmまたは17mm固定。今回は14mmにセット。
ちょっとはマシですが・・・(^^;
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
ディフューズ効果自体はなかなかよさげで,フィギュアの質感表現もかなり良好。
ISO400 F16 左から | ISO400 F8 左から |
ISO100 F16 L字型 | ISO100 F8 L字型 |
つまり,蓋のドームを通して光が被写体に当たります。
・・・光量自体は十分ですが,めっさ色かぶりしました(^^;
ディフューズ効果もかなり少なくなっています。
ISO100 F16 L字型 左から | ISO100 F8 L字型 左から |
やはり色かぶりと影が気になります。
(H) デジカメ用品店 ランベンシー フラッシュディフューザー スモーク (Nikon SB-600/800用) [楽天]
(G)の中国製パチモンと思われます(^^;
周りがクリアな(G)と違い,こちらは周りが乳白色。
蓋のドームもこちらのほうが濃い乳白です。
前回の WF2011冬 ではこちらを使って撮影しました。
結構重量があり,付けたままの持ち運びは結構気を遣います。
ヘタすると,歩いている最中に外れて転がっていくことも(^^;
なにより,今までのディフューザと違い,畳んでコンパクトにするということができないので,カメラバッグの中でめっさ場所を取ります(^^;
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
イベントでこのディフューザを使って撮影したときは,ほぼ全シャッターフル発光といった感じで,24本持って行ったエネループを全部使い切りました(^^;
ISO100 F16 ワイドパネル | ISO200 F16 ワイドパネル | ISO400 F16 ワイドパネル |
(G)よりも蓋の透明度が低めなため,その分若干光量が稼げているような。
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
ISO400 F16 左から | ISO400 F8 左から |
ISO100 F16 L字型 | ISO100 F8 L字型 |
色かぶりが(G)よりも少なく,これならまあ使えるかな。
こんな使い方するくらいなら他のディフューザ使った方が良さそうですが(^^;
ISO100 F16 L字型 左から | ISO100 F8 L字型 左から |
やはりディフューズ効果自体がもの足りません。
(I) Etsumi ストロボディフューザー G8 Nikon SB-800専用 E-6190
定番のディフューザですね。Nikonのストロボには同様のものが付属していることもあり,イベント会場でも装備している人をよく見かけます。
今回使っているのは,Nikon純正品が見当たらないため,新規に購入したEtsumiブランドのものです(^^;
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ですが,やはり光の大部分が上に抜けてしまうため効率が悪く,F16だと光量不足。
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
ISO400 F16 左から | ISO400 F8 左から |
ISO100 F16 L字型 | ISO100 F8 L字型 |
光量はISO100でも十分ですが,やはりディフューズ効果は望めません。
ISO100 F16 L字型 左から | ISO100 F8 L字型 左から |
まあ,無いよりマシといった程度ですね(^^;
(J) デジカメ用品店 クロスフラッシュディフューザー [楽天]
コンパクト&格安のディフューザ。
ストロボヘッドにかぶせて使いますが,内部の1面が銀面のため,基本はこのようにストロボをI型にして使うようです。
(G)や(I)同様,天井のバウンスを期待するタイプですね。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ISO100 F16 ワイドパネル | ISO200 F16 ワイドパネル | ISO400 F16 ワイドパネル |
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
意外とディフューズ効果も悪くないです。
ISO400 F16 左から | ISO400 F8 左から |
(K) Kenko 影とりJUMBO SDF-340
こちらも知名度のあるディフューザ。ポップアップストロボ用の一回り小さいタイプのもの含め,イベント会場でも見かけます。
円形レフ板のように3重に畳んでケースに入れられるので,持ち運ぶにもコンパクト。
ISO100 F16 | ISO100 F8 |
逆を言うと,全長が短いレンズを装着していると,発光面とディフューズ面との距離がとれずに効果が限定されるということでもあります。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
(L) デジカメ用品店 O-FLASH F175 (クリップオンストロボ用 リングライトアダプター) [楽天]
クリップオンストロボに装備してリングストロボにするという,無理矢理なアイテム(^^;
重量がかなりあり,これだけで軽いレンズくらいあります。
当然ストロボ装着時も不安定で,ストロボヘッドが壊れるんじゃないかと思うくらい(^^;
これを付けてイベント会場を歩き回るのはちょっとイヤです(^^;
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
フィギュア自体は立体感のある,なかなかおもしろい写り方をするので,イベント以外なら使ってみてもおもしろいかも。
ISO100 F16 左から | ISO200 F16 左から | ISO400 F16 左から |
ISO100 F8 左から | ISO200 F8 左から | ISO400 F8 左から |
(M) ポップアップストロボ 直射
まずはリファレンスとなるストロボ直射。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
光量自体もF16だと足りてませんね。
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
なんにせよ,これではちょっと使えません。
(N) デジカメ用品店 折りたたみ式ポップアップ フラッシュディフューザー (ユニバーサル) [楽天]
とにかく軽くコンパクトなのはいいのですが,ご覧の通り,装着するとディフューズ面がストロボ発光面にくっつくような形に。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
色かぶりもするので,ないほうがマシなような(^^;
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
(O) デジカメ用品店 ポップアップフラッシュディフューザースピリット (ホワイト・オレンジ・ブルー 3色) [楽天]
格安ディフューザその2。
今回使った白の他,オレンジとブルーの3色セット。
このディフューザもイベント会場でたまに見かけます。
ISO100 F16 | ISO200 F16 | ISO400 F16 |
ISO100 F8 | ISO200 F8 | ISO400 F8 |
(P) 参考 ユポでディフューズ
ISO100 F16 | ISO100 F8 |
ユポという,ディフューズ用の乳白色の合成紙をストロボの前に垂らしただけです。
十分な面積と発光面からの距離があれば,ユポ一枚でこれだけ綺麗にディフューズができます。
ISO100 F16 左から | ISO100 F8 左から |
これをイベント会場でできたらいいんですけどね(^^;
イベント時のストロボ撮影は考えることが多くて大変です。
多種多様な環境光の影響は極力廃し,ストロボ光を優勢に,でも白飛びしない程度で,しかしあまりに効率が悪いとフル発光でも不足し,十分に光を回し,後ろに変な影が出ないように柔らかく,でもフィギュア自体は芯のある写りで,ぶれピンぼけは論外で。
・・・考え始めるときりがないです(^^;
もう10回以上もイベント撮影をしていますが,満足のいく写真が撮れたことなど数えるほどしかありません(^^;
あるブースでは綺麗に撮れたセッティングでも,他のブースに行ったら環境光ショーケースバックグラウンドの違いでぼろぼろになったり(^^;
でも,難しいからこそおもしろくもあるんですけどね。
さて,今回の結果を鑑み,わたしが実際にイベントで使うとしたら・・・。
効果を重視して(B) LumiQuest LQ-103 ウルトラソフトか,取り回しを重視して(D) LumiQuest LQ-119 ソフトボックスIIIですかね。
どうせRAWで取るんだし,WBはマニュアルで合わせるというのであれば,さらに取り回しの楽な(E) サンパック ディフューザーキット (L)というのもあり。
(K) Kenko 影とりJUMBOはレンズが長ければコンパクトなわりに効果は高いです。
(C) LumiQuest LQ-104 ビッグバウンスはディフューズ効果は文句なしですが,なんせデカすぎる(^^;
(G)(H)のランベンシー フラッシュディフューザーは天バンが期待できないイベント会場では,仕上がりが予想しづらくて使いづらい(^^;
(I) Etsumi ストロボディフューザーや(J) クロスフラッシュディフューザーなども同様。
(L) O-FLASHはとにかく重さが(^^; 背後の影を気にしなくていいのであれば,我慢して使う価値はあるかも。
ポップアップストロボ用なら,発光面とディフューズ面の距離が十分取れるなら影取り,レンズが短くて距離がとれないなら(O) ポップアップフラッシュディフューザースピリットですかね。
以上,ストロボ用ディフューザの撮り比べでした。
Comments:4
- ninihpot 11-02-22 (火) 13:41
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レビューお疲れ様です、ちょうどフィギュア撮影用のディフューザを買おうと思ってたのでとても参考になりました。ありがとうございます
- BS 11-02-22 (火) 18:56
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ここまでの数のディフューザ撮り比べは類を見ないと思います。
大変参考になりました。 - kyo 11-03-04 (金) 18:48
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個別のディフューザーはいろいろとレビューが載ってるんですが、ここまで撮り比べしてるサイトはなかったので大変参考になりました。
- スパ 11-03-05 (土) 8:20
-
お役に立てて何よりです。
わたしが一番こういった記事を見たかったかも(^^;
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